2007年12月8日土曜日

No.00036 内政干渉には、断固抗議せよ

> 国連人権高等弁務官、日本の死刑執行に「遺憾」【ローマ=松浦一樹】

 国連人権高等弁務官事務所(本部ジュネーブ)のルイーズ・アーバー高等弁務官は7日、 東京と大阪で同日、死刑囚3人の刑が執行されたことについて、「遺憾」とする声明を発表した。

 高等弁務官は、刑が執行された死刑囚の中に70歳代の高齢者 が含まれていたことを問題視しており、声明の中で、「高齢者に対する刑の執行に正当な理由は見あたらない」とした。



  国連は、またルイーズ・アーバーという者は、一体自分を何様だと思っているのだろうか。国連はただ の任意の加盟国による団体ではないか。ルイーズ・アーバーはその団体の一役員でしかないではないか。それがどうして一国の政治に対して「遺憾」などと声明 をだすことができるのか。

 日本国は独立国である。内政に関して、いかなる国家、機関、団体、個人より干渉を受けない。これが国際法上のルールである。もちろん日本は国連の加盟国だから、国連の総会や理事会などの議決は尊重しなくてはならない。しかし、そうでない意見など、ただの戯言である。

 日本は独立国として、この国連人権高等弁務官事務所という虎の威をかりたルイーズ・アーバーの戯言に対して、はっきりと「内政干渉である」と強く抗議すべきである。

 日本は今まで多くの国際問題について、毅然たる態度をとってこなかったから、現在のような世界からなめられた国家と成り下がってしまったのである。相手がどこであろうと誰であろうと、言うべき事はきちんと言うべきである。

  ルイーズ・アーバーの言は、明らかな内政干渉である。もちろんそれを知っていて彼は声明を出しているのだろう。国際間の駆け引きとはそういうものである。 「死刑廃止」などという言葉は、全く耳に優しい。そうやって世界世論を騙し自分の思うように支配しようとするのだろう。もしこころの底から死刑執行を遺憾 だと言っているのなら、それはただのバカである。国連の役員になるほどの人物が、そんなにバカとは思えない。

【今日の偽善者:ルイーズ・アーバー高等弁務官】