2007年11月28日水曜日

No.00026 おかしな日本語3「1000円からお預かり」

 

 表題の通り。いったい何だ「1000円からお預かりします」ってのは。正しくは「1000円お預かりします」だろう? 「から」は何だ。「いつから」の「から」か? 「どこから」の「から」か。全く意味不明だ。いったい誰がそんな訳の分からない日本語を使いだしたのだ。

 「から」という意味から考えると、「1000円から900円頂戴しましたので100円お返し致します」という文しか、コンビニのお金のやり取りの文脈では考えられない。

 「言葉は変わるものだ」と言うバカ(たまに言語学者までこんな世迷い言を言う)には、きっちり釘を刺しておく。そんなに簡単に言葉は変わってはいけないのだ。変えてはいけないという圧力を、常にかけておかなければならないのだ。

 何でも変わって良いのなら、世の中にルールは不必要になる。言葉は時代によって少しずつ変化するものではあるが、それは結果論である。良識ある人間ならば、「正しい言葉遣いをしなさい」と言い続けなければならないのである。

【今日のバカ:「言葉の変化は仕方がない」と言う言語学者】