2007年10月19日金曜日

No.00001 亀田の行状

 一つ言えることは、今回のJBCの処分は甘すぎるということである。

 理由:
 大毅は「サミング」という反則をしている。「サミング」によって失明した格闘家が 現実に存在するようだ。失明すれば、事実上格闘家生命は終わりである。つまり「サミング」は格闘家としての命を奪うかもしれない重大な反則行為である。格 闘家生 命を奪う かもしれない反則に対しては、格闘家人生を奪われるかもしれない処分、 つまり「無期限のライセンス停止」処分がふさわしい。
  「18 歳だから、 この処分(1年間ライセンス停止)は厳しい」という意見は全く外れている。大毅を18歳=子供という枠内に置いて考えるのであれば、当然大毅が以前から ずっと子 供という枠内におさまっていなければならない。目上の者に対して暴言を吐く以上、彼らを目上と認めていない、つまり大毅は自分で自分のことを「大人」と規 定 している。都合の悪い時だけ「子供」の枠にはめて擁護するのは、全く甘やかしも甚だしい。「子供」の枠にはめてほしいのなら、最初から殊勝に「子供です」 という態度を取るべきである。

 父史郎は「(JBCの処分について)仕方がない」と語っている。JBCは史郎の「反則指示行為」について 処分をしたのだから、史郎は「反則指示行為」を 認めたことになる(認めていなければ、JBCの処分について不服申し立てしなければならない)。従って史郎の処分は「ライセンス剥奪」がふさわしい。

  金平桂一郎会長について。協栄ジムは前会長の金平正紀(桂一郎の父)の時、薬物オレンジ事件で一度処分を受けている。現会長桂一郎と前会長正紀は親子と はいえ別人物だから、過去のことは関係ない、という考えは間違っている。協栄ジムという法人が犯した2度目?の問題であるから、もっと厳しい処分が適当で ある。

 興毅について。これも史郎と同じくJBCの処分を甘んじて受けるという以上、自身の「反則指示発言」を認めたことになる。仮にも(八百長でも)元世界チャンピオンが反則を指示してタダですまされるはずがない。従って少なくとも有期ライセンス停止処分にはするべきである。

【今日のバカ:にわかボクシングファン】